🪣LTアジのロッドの選び方
ビシ40号を一日振れる竿。錘負荷30〜40号・1.8m前後の先調子
LTアジの竿選びは、実は答えがほぼ一つに決まっています。アンドンビシ40号を背負って、一日シャクり続けられる竿。つまり錘負荷30〜40号、長さ1.8m前後、先調子。東京湾の船宿の仕掛け図を見比べても、この基準から外れることがほとんどありません。迷うとしたら「専用竿を買うか、手持ちのライトゲームロッドで済ませるか」の一点だけ。この記事では、なぜこの数字に収束するのかと、代用が効く範囲を整理します。
- 基準は錘負荷30〜40号・1.8m前後・先調子のLTアジ専用竿
- ビシ40号+シャクリの釣りなので、負荷表記がビシの号数を包むことが最低条件
- 先調子の理由はシャクリの操作性とアタリの出やすさ
- 専用竿がなくても、負荷40号のライトゲームロッド2.0m級で代用できる
- 羽田(えさ政)はビシ30号指定など船宿差がある。予約時にビシ号数を確認
- 長さ表記の読み方はft/m換算の記事も参考に
専用竿と代用竿——どこまで同じで、何が違うか
| LTアジ専用竿 | ライトゲームロッド(代用) | |
|---|---|---|
| 錘負荷 | 30〜40号 | 40号を含むこと(必須) |
| 長さ | 1.8m前後 | 2.0m前後まで |
| 調子 | 先調子(8:2〜7:3) | 7:3前後が多い |
| シャクリの軽さ | 短いぶん振りが軽い | 少し長いぶん腕に来る |
| 他の釣りへの流用 | LT系のコマセ釣り全般 | イサキ・カワハギ・ライト五目まで広い |
| 向く人 | LTアジを軸に据える人 | 1本をいろいろな船釣りに使い回す人 |
「LTアジ専用」を名乗る竿はこの基準で設計されているので、迷ったら専用竿が早い。すでにライトゲームロッドを持っているなら、負荷表記に40号が入っているかだけ確認すれば流用できます。
仕掛けの全体像
数字の根拠——ビシ40号とシャクリ
LTアジはアンドンビシ40号(東京湾の標準)を海底近くまで沈め、シャクってイワシミンチを撒き、ビシから2m下の針を漂わせる釣りです。竿の仕事は二つ。40号を安全に背負うことと、シャクリの動きをビシに正確に伝えること。負荷30〜40号はビシの重さそのもの、先調子は穂先だけ曲がって手元が残る設計で、シャクリがダイレクトに効き、アジの小さな前アタリも穂先に出ます。胴まで曲がる竿だとシャクリの力がビシに届くまでワンテンポ遅れ、コマセの出が曖昧になります。長さ1.8m前後なのは、手持ちで一日振り続ける釣りだから。2.7m級の置き竿用を振り続けると、腕が先に終わります。
船宿でビシの号数が違う——竿選びに響く唯一の変数
東京湾のLTアジはビシ40号が標準ですが、羽田のえさ政のように30号を指定する船宿もあります。ビシが軽くなるぶんには竿はそのまま使えるので、負荷40号までカバーする竿を選んでおけばどの船宿でも対応できます。逆に「軽いビシ前提の柔らかい竿」を先に買ってしまうと、40号指定の船で竿が負けます。予約の電話でビシの号数を確認するのは、竿選びの答え合わせでもあります。
選ぶ手順は3つ
- 1負荷表記に30〜40号が入っているか
竿に書いてある錘負荷がビシ40号を包むこと。上限がちょうど40号の竿でも成立しますが、50号まで書いてあると気持ちに余裕が出ます。
- 2長さは1.8m前後、手持ち前提
手持ちでシャクる釣りなので短めが正義。2.0mを超えると振りの重さが一日で効いてきます。竿の長さ表記の読み方は「ロッドの長さ表記(ft/m)」の記事へ。
- 3調子は先調子(8:2〜7:3)
シャクリの操作性とアタリの出やすさの両立。店頭で穂先を軽く曲げて、曲がりが穂先側に集中するものを選びます。
いま買える適合ロッド(錘負荷30〜40号・先調子)
※ 一式ページと同じ条件でメーカーカタログと突合した適合品です(9/2時点)。同条件のシリーズが他に46件あります。全候補は一式ページ(東京湾)で比較できます。
LTアジの竿は「40号を背負える先調子の短竿」。この一行に尽きます。専用竿を選べば外れはなく、ライトゲームロッドの流用でも釣果は変わりません。竿が決まったら、次は相棒のリール選びへ。手巻きの小型両軸で足りる理由を、リールの記事で説明しています。
よくある質問
- 標準のビシアジ竿(130号対応)と兼用できますか?
- できません。130号ビシ用の竿は硬すぎて、40号ではシャクリも曲がりも出ず、アタリも取れません。LTと標準ビシアジは竿から別物と考えてください。
- 堤防のサビキ竿(磯竿)は使えますか?
- 磯竿2〜3号は40号ビシには柔らかすぎ、4.5m級の長さも船では持て余します。船のLTアジには負荷表記の合う船竿を使ってください。
- 2.0mと1.8m、どちらを選ぶべき?
- 手持ちで振り続けるなら1.8mが軽くて楽です。2.0mは波っ気があるときに穂先が海面の上下を吸収しやすい利点があり、大差はありません。持ち比べて軽いと感じた方で大丈夫です。
ロッド・道糸・テンビン…と組み合わせて初めて釣りになります。号数や適合は条件が自動で揃う一式ページでまとめて確認できます。
▶ LTアジのロッドの選び方の一式ページを見る(全候補から選ぶ)関連記事(コマセアジの選び方・釣り方)
参考にした情報源
最終更新: 2026-07-30 / 釣りスレッド 編集部