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🧵 釣り具の用語辞典 — その小さな違いを、選べる言葉に

M・MH・H? ハリス10号11号? 号数やPEの数字の意味とどう選ぶか(迷ったらこれ)まで。一式ページの各装備からこの辞典の該当語へつながっています。

ロッドの硬さ(パワー)ロッドの調子(曲がり方)ハリスの号数オモリ・錘負荷の号数針の号数・サイズPEライン(道糸)の号数リーダー(ショックリーダー)リールの番手(サイズ)ギア比(ノーマル/ハイギア)カウンター(水深表示)ビシ(コマセカゴ)テンビンクッションゴム完成仕掛けLT(ライトタックル)タイラバテンヤ(ひとつテンヤ)コマセ(撒きエサ)

ロッドの硬さ(パワー)

ULLMLMMHHXH
これは何
竿の張りの強さを表す等級。柔らかい順にUL(ウルトラライト)→L→ML→M(ミディアム)→MH→H(ヘビー)→XHと硬くなる。
なぜ効く
硬い竿ほど重いオモリ・大きい魚に負けず、アワセの力も伝わる。柔らかい竿は軽い仕掛けを繊細に扱え、小さいアタリを弾かない。狙う魚の重さと使うオモリで決まる。
どう選ぶ
迷ったらM。船のマダイ・アジなど中型狙いはM〜MH、ライトな数釣りはML、ブリなど大物や重いオモリはH以上。同じ魚でもオモリが重い海域ほど硬めを選ぶ。
関係する装備: ロッド

ロッドの調子(曲がり方)

8:27:36:45:5
これは何
竿を曲げたときどこから曲がるかの比率。7:3は先寄り(先調子)、6:4・5:5は根元寄り(胴調子)で曲がる。硬さとは別の軸。
なぜ効く
先調子はアタリが手元に出やすく操作がキビキビ、掛けにいく釣り向き。胴調子は竿全体で衝撃を吸収し、口切れ・バラシを減らして食い込ませる。同じ硬さでも調子で使い味が変わる。
どう選ぶ
迷ったら7:3。コマセやテンヤでアタリを取って掛けたいなら7:3、タイラバやのませで向こうアワセ・食い込み重視なら6:4〜5:5。
関係する装備: ロッド

ハリスの号数

これは何
針に結ぶ糸(ハリス)の太さの規格。数字が大きいほど太く強い。号は太さの号数で、太さがそのまま強度の目安になる。
なぜ効く
太い(号数大)ほど切られにくいが、水中で目立ち・張りが出て食いは落ちる。細い(号数小)ほど自然に見せられるが根ズレや大物で切れる。魚の歯・引き・警戒心の綱引きで決まる。
どう選ぶ
リグの推奨号数に合わせるのが基本。マダイのコマセなら3〜4号、青物やタチウオなど歯・引きが強い魚は太く。渋いときは1号落とす、根が荒い・大型が出るときは1号上げる、が実戦の調整幅。
関係する装備: ハリス・仕掛け

オモリ・錘負荷の号数

これは何
オモリの重さの規格。1号=3.75gが基準(例: 80号=300g)。ロッドの『錘負荷30〜80号』は背負えるオモリの範囲を指す。
なぜ効く
潮の速さと水深で必要な重さが決まる=軽すぎると底が取れず流され、重すぎると食い込みが悪く竿が負ける。海域ごとに『指定オモリ』があるのは、船中で仕掛けの流れ方を揃えるため。
どう選ぶ
船宿・海域の指定号数に必ず合わせる(これが最優先)。指定範囲があれば潮が速い日は上限側、緩い日は下限側。ロッドは使うオモリが錘負荷の範囲に収まるものを選ぶ。
関係する装備: オモリ・ビシ・テンヤ・ロッド

針の号数・サイズ

これは何
針の大きさの規格。同じ針種の中では数字が大きいほど大きい(伊勢尼8号<10号)。針種(伊勢尼・チヌ・グレ等)ごとに基準寸法が違うので、号数は同じ針種内での比較。
なぜ効く
エサの大きさと魚の口に合わせる。大きすぎると吸い込めず、小さすぎるとすっぽ抜け・飲まれる。魚種と付けエサで最適サイズが決まる。
どう選ぶ
リグの指定針種・号数に合わせる。付けエサが大きい(オキアミLサイズ等)なら号数を上げ、食い渋りで小さいエサなら下げる。
関係する装備: 針

PEライン(道糸)の号数

これは何
リールに巻くメインの糸。ポリエチレンを編んだ糸で、同じ太さのナイロンより数倍強い。号数が太さ、数字が大きいほど太く強い。
なぜ効く
伸びず感度が高いので底や小さなアタリが手元に伝わる。細いほど潮の抵抗が減り軽い仕掛けで底が取れるが、細すぎると高切れする。リールの糸巻き量とロッド・狙う魚で号数が決まる。
どう選ぶ
リグの指定号数に合わせる(リールの適合PEとも一致させる)。マダイのコマセ・タイラバなら1〜3号が目安。号数を変えたら適合するリール・リーダーも見直す。
関係する装備: 道糸・PEライン・リール

リーダー(ショックリーダー)

これは何
PEラインの先に結ぶ透明で丈夫な糸(主にフロロカーボン)。PEの弱点を補う『先糸』。長さは1〜数ヒロ。
なぜ効く
PEは擦れ(根ズレ・魚の歯)と結束に弱い。リーダーが岩・歯からPEを守り、目立たず食いを妨げず、急な引きの衝撃も吸収する。タイラバ等はリーダー必須。
どう選ぶ
PE号数のおよそ3〜4倍のlb(強度)を目安に。根が荒い・歯物なら太く長く。PEとの結束(FGノット等)が要る点にも注意。
関係する装備: リーダー

リールの番手(サイズ)

これは何
リールの大きさの規格。スピニングは2500/3000/4000…、両軸・電動は300/400や機種名で表す。数字が大きいほど大きく、糸をたくさん・太く巻けてパワーがある。
なぜ効く
必要なPEの号数×巻き量(狙う水深)でサイズが決まる。深場・大物ほど大きい番手が要る。ロッドとの重量バランスも操作性を左右する。
どう選ぶ
リグ指定のPE号数を必要な長さ巻けるサイズを選ぶ(適合PE表で確認)。深い船釣り・電動なら大きめ、LTや手返し重視なら小さめ。ロッドと同じ一式の相方に合わせる。
関係する装備: リール・電動リール

ギア比(ノーマル/ハイギア)

これは何
ハンドル1回転で糸を何回巻き取るかの比率。ノーマル→ハイギア→エクストラハイの順に、1回転で多く巻ける=速く回収できる。
なぜ効く
ハイギアは手返しが速く手前の魚や広範囲を探るのに有利だが、巻きは重い。ローギア寄りは巻き上げが軽くパワーがあり、深場や大物・等速巻きの釣りに向く。
どう選ぶ
迷ったらノーマル。深場のコマセ・大物はローギア寄り、手返し重視の数釣りやキャスト&リトリーブはハイギア。
関係する装備: リール

カウンター(水深表示)

これは何
出した糸の長さ(≒水深)を数字で表示する機能。両軸・電動リールに付くものがある。
なぜ効く
船釣りは『指示ダナ(◯m)』で釣ることが多く、カウンターがあれば毎回同じ深さへ正確に仕掛けを送れる。魚がいる層を素早く再現でき、釣果に直結する。
どう選ぶ
コマセ・タイラバなどタナ・巻き上げ量が重要な船釣りはカウンター付きが安心。キャストする釣りやタナが浅い釣りでは必須ではない。
関係する装備: リール・電動リール

ビシ(コマセカゴ)

これは何
コマセ(撒きエサ)を詰めてオモリを兼ねるカゴ。号数=オモリの重さで、海域ごとに指定される。網目やフタで撒く量を調整する。
なぜ効く
仕掛けを沈めつつ、狙ったタナでコマセを少しずつ出して魚を寄せる。撒きすぎても足りなくても食いが散るため、出方の調整が釣果を分ける。
どう選ぶ
船宿・海域の指定号数に必ず合わせる(潮受けを揃えるため)。網目は最初は絞り気味にして、コマセの出方を見て開く。
関係する装備: ビシ

テンビン

これは何
道糸とハリスの間に付けるアーム状の金具。ビシ(コマセ)と仕掛けを離して絡みを防ぐ。腕の長さ・硬さに種類がある。
なぜ効く
コマセと付けエサの位置関係を作り、仕掛けの絡みを防ぐ。腕が長い・柔らかいほど食い込みは良いが手前マツリしやすい、の綱引き。
どう選ぶ
リグ指定の形・長さに合わせる。コマセマダイは長め(1m前後)でエサを自然に漂わせる、アジは短めで手返し重視、が定番。
関係する装備: テンビン

クッションゴム

これは何
テンビンとハリスの間に入れるゴム。太さ(mm)×長さで衝撃吸収力が変わる。
なぜ効く
食い込みの瞬間や大物の突っ込みの衝撃を吸収し、口切れ・ハリス切れ・バラシを減らす。細く長いほどよく伸び、太く短いほど張りを保つ。
どう選ぶ
マダイのコマセなど口切れしやすい魚は1.5mm前後を。魚が大きい・引きが強いほど太め。感度を優先する釣りでは省くこともある。
関係する装備: クッションゴム

完成仕掛け

これは何
幹糸・ハリス・針・サルカン等が結ばれ、すぐ使えるようパッケージ化された仕掛け。号数と本数、対象魚が表記されている。
なぜ効く
自分で糸を結べなくても、対象魚に合った太さ・針・全長がプロの設計で揃う。初めての一釣行を『結べない』で止めない最短の選択肢。
どう選ぶ
対象魚と海域の号数表記(ハリス◯号・針◯号)がリグの指定に合うものを選ぶ。慣れたら自作でコスト・調整の自由度を上げられる。
関係する装備: 仕掛け

LT(ライトタックル)

これは何
同じ釣りを、細いPE・軽いオモリ・小型リールの軽装で楽しむスタイル。標準タックルより一段細軽い一式。
なぜ効く
軽い仕掛けは魚に警戒されにくく、引きもダイレクトに楽しめて手も疲れにくい。反面、潮が速い・大物では底が取れず・獲りきれないことがある。
どう選ぶ
凪・浅場・数釣りならLTが快適。指定オモリが重い海域・大型シーズンは標準タックルへ。同じ魚でも海域・季節でLTと標準を使い分ける。
関係する装備: ロッド・リール・道糸・オモリ

タイラバ

これは何
ヘッド(オモリ)+ネクタイ(ゴム)+針を組んだ疑似餌でマダイを狙う釣法・そのルアー。エサを使わず巻くだけで誘える。
なぜ効く
落として等速で巻く単純動作で、ネクタイの波動と色が食い気を誘う。エサ付けや複雑な操作が要らず、初心者でも再現性高く狙える。
どう選ぶ
水深と潮でヘッド重量(号/g)を選び底が取れる範囲で軽め。カラー・ネクタイは複数持って当たりを探す。向こうアワセ前提で竿は乗せ調子(6:4〜)。
関係する装備: タイラバ

テンヤ(ひとつテンヤ)

これは何
オモリと針が一体化した仕掛けにエビ等のエサを付けて狙う釣法・その仕掛け。号数=オモリの重さで表す。
なぜ効く
軽いオモリでエサをふわりと沈め、フォール(落下)中の食いを繊細に掛ける。シンプルな一つの仕掛けで手返し良く、アタリを取る面白さがある。
どう選ぶ
水深と潮で号数を選び、底が取れる範囲で軽いほどフォールが自然。掛けにいく釣りなので竿は7:3の先調子が扱いやすい。
関係する装備: テンヤ

コマセ(撒きエサ)

これは何
魚を寄せるためにビシから撒くエサ(アミエビ・オキアミ等)。針に付ける『付けエサ』とは役割が別。
なぜ効く
撒きエサの煙幕に魚を集め、その中に付けエサを同調させて食わせる。撒く量と付けエサの位置(タナ)を合わせられるかが釣果を分ける。
どう選ぶ
船宿指定のコマセ・付けエサに従う。ビシの網目で出る量を調整し、『撒きすぎず切らさず』を保つ。付けエサはオキアミの大きさ・向きで食いを試す。
関係する装備: エサ