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🪣🐟コマセ真鯛のロッドの選び方

錘負荷はビシの号数で決まる

コマセ真鯛のロッドの選び方

同じコマセ真鯛でも、東京湾でビシ80号を背負う人と、駿河湾の沖で100号を振る人とでは、選ぶべきロッドが違います。ここを飛ばして「調子だけ」で選ぶと、潮とテンビンに負けて仕掛けが安定しなかったり、逆に張りが強すぎて食い込みでバラす。ロッド選びは、通う海のビシの号数を起点に、調子と長さを合わせていく作業です。

ここだけ押さえる
  • 調子は5:5〜6:4の胴調子。三段引きを弾かず食い込ませる
  • 錘負荷はエリアで変わる。関東80号/静岡・新潟は100号も
  • 先調子は合わせ切れ・バラシの元。コマセ真鯛では不向き
  • 長さは置き竿2.7〜3.0m/手持ち・LTは2.4m前後
  • 穂先はグラス系が食い込みに有利。違和感を与えにくい
  • 最初の1本は錘負荷幅の広い胴調子モデルが無難

調子は「乗せ」重視、なぜ胴調子か

曲がり方コマセ真鯛での向き
5:5(胴調子・ムーチング)満月状に胴から曲がる食い込み最良。置き竿・大型向き
6:4やや先寄りから曲がるオールラウンド。手持ちもしやすい
7:3以上(先調子)穂先中心に曲がる不向き。三段引きを弾きハリス切れ・バラシの元

マダイは掛かってから三段引きで突っ込みます。先調子だと穂先が硬くこの突っ込みを弾き、ハリス切れや口切れのバラシが増えます。胴から満月状に曲がる5:5〜6:4なら、衝撃を竿全体で吸収してくれるので、長ハリスの釣りでも安心して主導権を握れます。

錘負荷はエリアで変わる

エリアビシ道糸PE推奨錘負荷クラス代表モデル
関東(東京湾/相模湾/南房内房)80号3号50〜80号クラスシーマイティX 64 50-270 / リーオマスター マダイ S-270・J
🗻静岡・駿河湾80〜100号4〜5号80〜100号クラスシーマイティX 64 80-270 / リーオマスター マダイ M-270・J
新潟・上越80号(冬100号)4号50〜100号クラスシーマイティX 64 50〜80-270 / リーオS・M-270

ビシの号数にテンビンと潮の抵抗が加わります。通う海のビシ号数に少し余裕をもたせた錘負荷を選ぶと、潮が速い日でも仕掛けが安定します。

エリアで号数は変わる(コマセ真鯛の5エリア・標準スタイル)

エリア道糸PEハリスクッションビシ一式ページ
🗼東京湾3号フロロ3.5〜4号 8〜10mφ1.5mm×1m80号見る
相模湾3号3〜4号 6〜10mφ1.5〜2mm×1m80号見る
南房・内房3号6号+4号テーパー 10mφ2mm×1m80号見る
🗻静岡・駿河湾4〜5号3〜4号 8mφ2mm×1m(1.5mmも)80〜100号見る
新潟・上越4号(3号可)4〜5号 12〜15m(時期別)φ1.5mm×1m80〜100号(冬)見る

関東3エリアはPE3号・ビシ80号で完全統一。静岡・駿河湾と新潟・上越は号数が上がり、リールも一回り大きめ(ダイワ400番クラス)が安心です。ハリスとクッションは各エリアの船宿仕掛け図・実釣記事の標準値(テーパー=元側+先側の2段ハリス)。括弧は定義出典が明記する併記のみ(上越=船宿公式が3号可と明記)。このほか東京湾にはLTマダイ(ビシ40号・PE1.5〜2号・専用乗合の別スタイル)があります → LTの一式

コマセ真鯛が成立する海域は全国でこの5つ。関東(東京湾・相模湾・南房内房)はPE3号・ビシ80号で揃いますが、静岡・駿河湾と新潟・上越は潮や水深の関係で号数が太くなります。遠征するなら、行く海域の号数に合う糸巻き量(=番手)かを必ず確認しましょう。

逆に、同じ真鯛でも釣り方が変わる地域もあります。九州(玄界灘・五島)や関西・瀬戸内(明石・鳴門)はタイラバやジギングが主流で、コマセ真鯛はほとんど行われません。外房・大原や常磐・鹿島はひとつテンヤの本場。つまりコマセ真鯛は「関東〜東海+新潟上越」の釣り。それ以外の海域に行くなら、電動リールではなくタイラバ用やテンヤ用のタックルを用意することになります。

長さの決め方(置き竿か手持ちか)

スタイル長さの目安ねらい
置き竿2.7〜3.0m(うねりが大きい海域はさらに長め)食わせ・波の吸収・仕掛け安定
手持ち2.4〜2.7m取り回し・誘いのかけやすさ
ライト(LTコマセ)2.4m前後軽量ビシで手持ち主体

ロッドで見るのはこの5つ

  1. 1
    調子

    5:5〜6:4の胴調子を選ぶ。胴から曲がって三段引きを吸収し、食い込ませてバラシを減らす。先調子は避ける。

  2. 2
    錘負荷

    通う海のビシ号数が起点。関東80号なら50〜80号クラス、駿河湾・新潟の100号なら80〜100号クラス。

  3. 3
    長さ

    置き竿主体なら2.7〜3.0m。長いほど食い込みとオマツリ回避に有利。手持ち・LTなら2.4m前後で取り回し優先。

  4. 4
    穂先素材

    グラス系は柔らかく食い込みに有利で違和感を与えにくい。張りのあるチューブラーは感度寄り。置き竿の食わせならグラス系が扱いやすい。

  5. 5
    スタイル適合

    置き竿はより長め・胴調子、手持ちはやや短め・6:4が合わせやすい。自分の釣り方に寄せる。

ダイワとシマノ、選び分け

ダイワ リーオマスター マダイシマノ シーマイティX 64
調子胴調子・乗せ(S)〜パワー(M)6:4のオールラウンド
号数の選び方S/Mでパワーを選ぶ(負荷20〜120号)型番30/50/80が錘負荷クラスの目安
向く人食い込み重視・置き竿主体手持ち兼用・型番で選びやすい
エリア対応S=関東〜/M=100号の海域50=関東/80=静岡・新潟

どちらも十分な性能で、上下はありません。ダイワは調子(S/M)でパワーを選ぶ考え方、シマノは型番の数字(錘負荷)で選ぶ考え方。穂先はグラス系だと食い込みが素直で、置き竿の待ちの釣りに向きます。自分の通う海のビシ号数と、置き竿か手持ちかで絞れば、シリーズ内のどれを選ぶかは自然に決まります。

予算と最初の1本

価格帯位置づけダイワ例シマノ例特徴
入門(〜1万円台)まず始める1本汎用の胴調子船竿汎用の胴調子船竿調子・錘負荷が合えば代用可
標準(2〜3万円台)専用の入口リーオマスター マダイシーマイティX 64コマセ真鯛を想定した設計
専用・上位食い込み・軽さ追求上位のコマセ真鯛竿上位のコマセ真鯛竿感度・自重・粘りを最適化

価格は時期・販路で動きます。まず1本なら、錘負荷の幅が広い標準クラスの胴調子モデルが、エリアをまたいでも使いやすく長く使えます。

この釣りに合うロッド(エリア別)

標準・置き竿/食い込み重視
ダイワ リーオマスター マダイ S-270・J
全長2.70m錘負荷20〜100号胴調子・乗せ

錘負荷20〜100号で、ビシ80号中心の関東から100号を使う海域まで1本でカバー。手持ち・置き竿の双方に対応するオールラウンド。

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パワー系・100号ビシ/大型向き
ダイワ リーオマスター マダイ M-270・J
全長2.70m錘負荷30〜120号

錘負荷30〜120号で100号ビシも快適に扱えるパワー設定。駿河湾の沖や新潟の冬など重ビシ・大型狙いに向く。

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関東標準(ビシ80号)
シマノ シーマイティX 64 50-270
全長2.70m錘負荷30〜100号6:4調子

型番「50」が錘負荷クラスの目安。ビシ80号の関東に無理なく対応し、6:4調子で手持ち・置き竿とも扱いやすい。

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静岡・新潟(ビシ100号)向け
シマノ シーマイティX 64 80-270
全長2.70m錘負荷50〜120号6:4調子

型番「80」は錘負荷クラスの目安。駿河湾の沖(100号)や新潟の冬(100号)の重ビシに対応する。

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ライト寄り・軽ビシ/手持ち
シマノ シーマイティX 64 30-270
全長2.70m錘負荷20〜80号6:4調子

錘負荷20〜80号でビシ60〜80号の軽めの釣りや手持ち・LTコマセ向き。重ビシ海域には負荷不足。

楽天で見る

調子は胴調子、錘負荷は通う海のビシ号数——この2つを外さなければ、コマセ真鯛のロッド選びで大きく失敗することはありません。あとは長さを釣り方に合わせるだけ。1本用意して、桜鯛の三段引きを味わいに行きましょう。

よくある質問

先調子(7:3以上)の竿ではダメですか?
コマセ真鯛では不向きです。マダイの三段引きを穂先が弾いてしまい、合わせ切れやバラシが増えます。胴から曲がって衝撃を吸収し、食い込ませる5:5〜6:4の胴調子が向きます。
錘負荷はどう決めればいいですか?
通う海のビシ号数が起点です。ビシ80号の関東なら50〜80号クラス、100号を使う駿河湾の沖や新潟の冬なら80〜100号クラス。ビシにテンビンと潮の抵抗が加わるので、少し余裕をもたせて選ぶと安定します。
ライトゲームロッドで代用できますか?
LTコマセで軽めのビシを使う場合は、調子と錘負荷が合えば柔らかめの汎用竿やヒラメ竿などで代用できることもあります。ただし80〜100号の重ビシには負荷不足なので、専用または相応の錘負荷を持つ竿が安心です。
手持ちと置き竿で選ぶ竿は変わりますか?
変わります。置き竿主体なら2.7〜3.0mと長め・胴調子で食わせと波の吸収を重視。手持ちならやや短め(2.4〜2.7m)で6:4調子だと誘いや取り回しがしやすくなります。
このロッドは「一式」の中の1スロットです

ロッド・道糸・テンビン…と組み合わせて初めて釣りになります。号数や適合は条件が自動で揃う一式ページでまとめて確認できます。

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最終更新: 2026-07-01 / 釣りスレッド 編集部